神戸大学/岩田教授のお話をメモ 2021年3月19日(金)
神戸大学/岩田教授のお話 2021年3月19日金曜(ミヤネ屋)
「個人個人が頑張らないで感染者を減らす」のがポイントとおっしゃっていました。
全部うまくは記録出来ていないかも知れませんが、下記のような内容でした。
(1)緊急事態
解除の理由が「病床逼迫の改善」ではダメ!
2020年10月がまさしくその段階であった。感染者の増加に拘わらずGOTOトラベルに入り、その後1月まで急増。現在も同じ状態。感染が増加し始めたときに、強い対策が必要。
(おそらく、もう慣れて効果が限定的になっているので)今回の解除は容認する立場だが、それ以上の対策が必要という意味かと思います。
(2)飲食対策
「営業時間」をポイントにした対策は見直しを!
時短に意味がなくはないが、負担が大きいので、それよりも
「昼間に宴会」、「自宅で宴会」、「花見で宴会」といった「一緒に住んでいない人との飲食を避ける」ほうが効果が大きい。
(3)変異株
検査を増やして数えるだけでは意味なし!
調べて記録するだけなら、子供の夏休み宿題と同じ(『なるほど』)。
感染が増えているところで調査し、徹底して「押さえ込む施策」が必要。いまなら東京圏、大坂、宮城など。
変異ウイルス:感染のスピードを速める。最近の研究では、かかった場合の死亡リスクも高まる。
・ワクチン接種の主体は?
目的により異なる:高齢者中心に接種(死亡者を減らす目的の場合)、若年者中心に接種(集団免疫の獲得を目指す場合)
現在、子どもの接種ができないので(別情報で読んだが、16歳未満はファイザー以外も全部接種できないらしい。子ども対象の臨床治験が一部年齢層で進行中ではあるが、終わっていないらしい)、現在は後者は無理。海外でも高齢者中心。
・GOTOの再会を希望する地方があるが:
もうひとつの施策( 県内での往来に限定する=外からのウイルス持ち込みをなくす;大都市の方は行かない)と併用しないといけない!