東京五輪は、とりあえず秋まで延期がいいのでは?
2021年東京五輪は、とりあえず2021年秋まで延期がいいのでは?
世間では東京五輪は「7月の開催」か、あるいは「そのまま中止か」という議論しかないように思いますが、わたしもそう思っていました。
ただ、神戸大学の岩田健太郎先生は『東京オリンピックを2021年秋に開催する』という考え方もあると述べています。
「なるほど、そのような考え方もあるのか」と、非常に感心しました。わたしのような凡人には気づかぬ盲点です。
以前、「なんとか日本が努力して早期にワクチンが十分行きわたった状態にすれば、東京五輪の開催も可能ではないか」という考え方をご紹介しましたが(WSJの記事)、それと同じ考え方のように思います。
このお話しをお聞きして、わたしも、7月に強行するよりは秋に延期すべきではないかと思いました。秋に無理な場合は、再延期なり中止なり、また対処法を考えればいいと思います。
(Q:質問者)今のペースでワクチン接種が進んだとして、いつ頃ならそれが可能になると思いますか?
(A:岩田先生)仮に政府が目標とする1日100万人ほどのペースで接種が進めば、単純計算すると、1〜2ヶ月の間に5000万人ぐらいが接種できるという計算になりますね。そうすると、秋ぐらいにはかなりの人が接種した状態で開催できるという計算は成り立ちます。
ただ、これは順調に進んだ場合のシナリオで考えているだけです。ワクチンをうてばうつほど、副反応で苦しむ人も出てくる可能性があるし、YouTubeやFacebookでワクチンに反対するデマを巻き散らかす人もいます。そういうものに影響される人もいます。
そういう不確定要素がある。日本は同調圧力が強い国なので、「ワクチンうつぞ」モードになって、このまま夏の間、突っ走れば5000万、6000万の人が一気に予防接種を受けるかもしれません。
かなりコロナを抑えられて、どこの病院も余裕ができて、高齢者がビクビクしながら生活しなくていい状態になったら、みんなでオリンピックを楽しむこともできるのではないでしょうか。
秋になればアメリカンフットボールやNBAなどのシーズンとバッティングして、五輪の放映権を持っているアメリカのテレビ局は怒るかもしれません。でも、そんな人たちの意向は相対的には重要性は高くないとぼくは考えます。無視していいと思います。
個人的には
東京五輪にはワクチンの普及(=集団免疫でしょうか)が不可欠とはわかっても、
実を言うと個人的には、仮に順番が来ても、ワクチンはあまり打ちたくはありません。
ワクチンが原因ではありませんが、これまで3回くらい、アレルギーでひどい目にあっているからです。おそらく食物アレルギーかと思いますが。
詳しいことはわからないのですが、わたしは異物が入ると弱い体質のようなので..