オーストラリアでインド由来デルタ株が拡大/メルボルンでは「航空機乗務員の陽性が確認」
オーストラリアでインド由来デルタ株が拡大/メルボルンでは「航空機乗務員の陽性が確認」
BBCによると、豪州でもインド由来デルタ株が増えているようです。
オーストラリアでデルタ株拡大「新たな局面」に入ったと豪財務相
シドニーで28日までに、新型コロナウイルスのデルタ株の感染者が計128人に達した。デルタ株はインドで初めて確認された変異株で、従来株より感染力がきわめて高い。
シドニーなどでロックダウン
感染拡大を受け、ニューサウスウェールズ州シドニーとノーザン・テリトリーのダーウィンはロックダウンに入った。また、4つの州で規制が敷かれている。
最も深刻な状況に見舞われているのはシドニーで、住民約500万人に自宅待機命令が出されている。
メルボルンで「航空機乗務員1人の陽性が確認」
こうした中、豪ヴァージン・オーストラリア航空は27日、メルボルンで乗務員1人の陽性が確認されたため、最近の国内便5便の乗客と乗務員に連絡をとっていると明らかにした。
ニュージーランド政府は、豪州自由渡航を最短でも29日まで中断
一方、ニュージーランド政府は26日、オーストラリアでの感染者急増を受けて、両国間で入国時の隔離を不要にしていた自由渡航を少なくとも29日まで中断すると発表した。
両政府は今年4月に1年ぶりに自由渡航を再開した。その後、オーストラリアの一部地域を対象に短期間のみ中断することがあったが、オーストラリア全域が対象になるのは今回が初めて。