セゾン・アメックス・ゴールドの海外旅行保険はお子様にやさしそう
数年前、家族での海外旅行を検討したとき、家族の傷害や疾病保険に関してけっこうまじめに考えました。
結論として、セゾン・アメックス・ゴールドの海外旅行保険は、ほかよりも家族にやさしいと感じました。
本会員・家族に関する保障額
なお、セゾン・アメックス・ゴールドの『家族カード』には、セゾン・アメックス・プラチナとは異なり保険は付属しませんが(この辺、なかなか複雑ですね)
上記の家族特約で、家族会員にもJCBゴールド並みの金額が保障されるので、実質上の相違はありません。
家族特約の範囲
「配偶者」と「生計をともにする同居の親族」ですから、幅広くカバーしています。
上記の表の最下部に書いてありますが、細かいので下記に引用しておきます。
なお、生計を同一にする「別居のお子様」はJCBゴールドでもカバーされています。
※1 家族特約の被保険者の範囲は、本会員の配偶者、本会員または配偶者と生計をともにする同居の親族、本会員または配偶者と生計をともにする別居の未婚のお子様です。
※2 携行品損害は、自己負担額3,000円、1品あたり10万円が限度となります。
治療費が300万円で十分なのか?
以前から種々のサイトを見ていても、昨今の世界状況を鑑みても、決して十分とはいえないと思います。
ほかのカードで保険に定評のあるものと併用すべきと思われます。
無料カードでもいいものがありますが、それでも本人だけ200万プラス程度ですので、セゾン・アメックス・ゴールドにプラスするなら、やはりJCBゴールドあたりでしょうか。
そうすると、複数カードでは煩雑なので、プラチナカード1枚(家族カードも使うなら1種)ではどうかと考えたくもなります。
プラチナカード1枚で間に合うの?
スーパー・プラチナカードのJCB・ザ・クラスは、本会員・家族会員は治療費1000万、家族特約者(お子様)は200万となっており、
1)家族特約者(お子様)に関しては、セゾン・アメックス・ゴールドよりも保障金額が少ないです。
2)おまけに、家族特約者(お子様)にはキャッシュレス治療がサポートされません。
このあたりに十分な注意が必要です。
治療費に関しては、かかった金額の範囲で按分合算されるようですので、頼れるカードがクラスだけの方は、家族特約者(子ども)のために何か補填するカード(または別途保険契約)が必要かと思われます。
プラチナの家族特約保険は『三井住友』の圧勝だね!
もう一方の雄のことが気になったので、追加で調査してみました。
JCBクラス、JCBプラチナと比較して、家族特約保険に関しては、いつも劣勢の
三井住友プラチナの圧勝です。
家族特約でも傷害保険、疾病保険とも500万ですので、JCBクラス、JCBプラチナの
2.5倍で全く勝負になりません。
JCBさん、もっと頑張ってね!
本音をいえば..
このような世界情勢ですので、行かないのが一番だとは思います。わたしもひとつ、家族旅行ではありませんが海外出張を中止しました。
しかしながら、なんらかのご都合でどうしてもという場合は、ぜひ気を付けてお出かけいただければ幸いです。